掃除時間の風景
りんごちゃん登場	みなさんこんにちは〜．私の名前は『赤いりんご』保健室のかわいいいむた先生のお友達で〜す．きょうは最初に掃除時間の様子を見てもらいました．太陽の光が照りつけて暑そうでしたね．でも，中には帽子をかぶっていないお友達が見受けられましたね．この頃よく「ぼうしをかぶりなさ〜い．」「帽子はどうしたのオ？」と，担任の先生の声が軋こえてきます．みんなは帽子の役目がわかっていないのかな〜． 　そこで，きょうは，保健・安全委員会で帽子の実験をしましたのでそのようすや結果を見てくださいね．
	帽子は頭の上の温度が上がるのをどれだけ抑える効果があるのか保健・安全委員会で調べてみました． 　準備したものは，気温を計る温度計 　　　　　　　　　棒温度計　4本 　　　　　　　　　黒画用紙 　　　　　　　　　黄色の帽子，体育帽子，麦わら帽子です． 　髪の毛の代わりとして，黒画用紙を適当に切って，棒温度計をセロテープでとめ，その上に帽子をかぶせました．帽子なしはそのままです。
	この実験材料をおく台の温度に影響されないように，高さ1メートルくらいの高さの植え込みの上にこれらの帽子セットを並べ，2分毎に記録していきました．
実験している時のようす	2分毎にそれぞれ調べて記鐘していく． 　　計時・記録係（　　　）　黄色帽子係（　　　）　体育帽子係（　　　）　麦わら帽子係（　　　）　帽子なし係（　　　） 　実験の鼓果を表に表してみる．
表の説明	実験の結果を表に表してみました． 　ちょうど実験中にモクモクと雲が出てきて，太陽の光をさえぎった時間帯が2回ありました．太陽が照っている時と曇って太陽がかくれた時の温度を見てください．麦わら帽子と体育帽子の温度はそれほど変わりません．でも，帽子なしの温度は太陽のあるなしにとても影響され太陽が照っている時は40度まで上がりました．曇っている時は温度は下がりましたが，帽子なしはやはり温度が一番高いです． 　意外だったのが1年生の黄色の帽子でした．黄色ということで光を集めて温度が上がるのだと思います．この実験で体育帽子と麦わら帽子は頭の温度が上がるのを防いでくれているのだということがわかりました．
	実験の感想を聞いてみます． 「外へ出る時は帽子をかぶりなさい．日射病になるよ．」と言われるけど，その理由が良くわかりました．」 「これからまだまだ日差しが強くなるので夏休み外に出る時は麦わら帽子をかぶろうと思いました．」 「帽子は私たちの頭を守る大事な働きをしていたのだなって思いました．」
大塚製薬の『水と健康』のビデオより『日射病』の部分	今『日射病』という言葉が出てきましたが，日射病はどんな病気か知っていますか．このビデオを見てください．
りんごちゃん	もしかして皆さんの中には，髪型がこわれるから帽子をかぶるのいやだ〜とか面倒くさいとか思っている人がいるのではないですか．でも，今日の実験で帽子は太陽の熱から頭の温度が上がるのを抑える働きがあることがわかったね〜．日射病から自分の体を守るために必ず帽子をかぶるようにしましょうね．それでは，今日は太陽の光からいつも身体を守る工夫をしている安楽先生と大きな麦わら帽子をかぶった校長先生を見ながらさよならしましょう．バ〜イバ〜イ